【目標心拍数とATの関係】
【ATとは?】
【目標心拍数】

運動中の心拍数の目安(目標心拍数)には、一般トレーニング値(体力づくり)と減量トレーニ
ング値(生活習慣病等の方にも適合)があります。なぜ目標心拍数を参考にすると良いかとい
うと、ATという数値に密接な関わりがあるからです。
運動強度がある点を越えると急に呼吸数が増加し、脂肪が燃焼する割合が減り(糖質が燃焼
する割合が増え)疲労物質の乳酸が蓄積していき、無酸素運動に近づいていきます。これを
無酸素性作業闘値AT(Anaerobic Threshold)といいます。一般に『AT(拍)=138−年齢/2』
で求めることができます。
減量(生活習慣病改善)トレーニング値はこのAT以下の数値で、酸素の需要と供給が釣り合い、
糖質だけでなく脂肪もよく燃焼し、乳酸も蓄積しにくく楽に運動を続けることができます。
一般トレーニング値は、ATを少し超えた位の数値で、呼吸数や乳酸が極端に増加することなく
心肺機能を向上するのに適しています。
【なぜ水分補給が必要か】
私達の身体の55〜60%は水分です。水の主な役割は栄養素や二酸化炭素や老廃物等の
運搬や体温調節です。運動をすると体温が上昇します。体温が上昇しすぎると身体に様々な
障害が起きるので、発汗によってそれを防ごうとします。運動強度がさらに高くなったり、長時
間運動を続けるとさらに汗をかき血液量が減少し、発汗による体温調節が出来なくなってしま
います。また血液中の水分が減少すると血液が濃縮された状態になり、粘性が高まり流れに
くくなります。もともと動脈硬化などがあると血管が詰まってしまうという恐ろしい状態
(脳梗塞や心筋梗塞等)を引き起こす可能性があります。このような理由で
水分補給は運動に不可欠なのです。水分が不足しているサインとして喉が
渇きますが、このサインが現われた時にはすでにかなりの水分不足状態に
なっており、加齢とともにこの感覚も鈍ってきます。したがって自分の感覚に
頼った水分補給では間に合わないのです。
【水分補給のコツ】
一般に30分以上の運動をする時には15分〜20分に1回、100cc〜200cc位の水分を補給
すると良いとされています。糖分の多いものは吸収が遅いので、水または薄めのスポーツドリ
ンクが適しています。汗をたくさんかいた場合、ミネラルも多く失われているので、
スポーツドリンクでミネラルを補ってあげると良いでしょう。一度にたくさんの水分をとるので
はなく、少しずつこまめに水分をとるのが上手な水分補給のコツです。

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