能力っていったいどんな力でしょう?
「最近物忘れが増えたのは年のせい?」と思っている人はいませんか。これは大きな間違いです。記憶力が落ちるのは
年齢のせいではなく、頭を使う機会が減って「能力」がダウンしている証拠なのです。
私たちが考え、話し、体を動かし、感動することで、脳は活性化します。脳が活性化すると、表情もイキイキし、体の調子も
良くなる、仕事は手際よく進む・・・、そんなうれしい効果が。しかし、ボタンひとつですむ便利な現代生活によって、私たちの
脳は「ぼんやり化」が進んでいるといわれています。
能力がアップすると幸せになれる!?
人間は、ささいなことに楽しさを感じることができると、そのプラス思考から物事がうまく運ぶようになるとか。しかし、脳の
「ぼんやり化」が進むと、頭の中の記憶が整理できず、記憶力が低下するだけでなく、幸せや感動も感じにくくなってしまう
のです。だから、上手に脳をトレーニングすれば、楽しい毎日が過ごせるのです。脳のトレーニングは意外に簡単。日頃の
習慣や心がけを変えるだけでOKです。スキンケアするように、脳をケアして「能力」アップを目指しましょう。きっとうれしい
効果が表れるはず!
体と頭の運動で脳の基礎体力をアップ
脳の運動神経を鍛えるためには、体と脳の両方を鍛える必要があります。「体」を使った運動とは、汗をかくスポーツの
こと。体の代謝がよくなり、脳の活動を高めるホルモンが分泌されるのです。次に「頭」を使った運動。これは指先を使って
直接脳を刺激する運動で、神経活動を活性化させます。どちらも血流をアップさせるので、脳のすみずみまで酸素と栄養が
送られ、脳が活発化。また、脳内のストレスも減るので、脳回路の成長も高まります。
「幸せの感性」を磨きましょう
他人への気配りや場の空気を読む・・・、そういうことが出来る人は、脳の柔軟性が高い人。この能力は、日頃から柔軟な
発想をするように心掛けていれば、高めることができます。また、他人を思いやったり、共感したりするにも脳の柔軟性が
大切。つまり、脳を柔らかくしておくと、他人に優しくしたり愛したりすることが無理なくできるようになります。なぞなぞをした
り、他人や自分をほめたり笑わせることで、脳の柔らかさをキープしましょう。
脳回路を変える力を生み出しましょう
喜びや感動は、その刺激によって能力がアップします。なかでも脳の回路が成長するのは、予期せぬごほうびをもらった時。
その喜びで脳内からたくさんのドーパミンが分泌され、脳の回路を変える力が高まります。だから、何事にも積極的にチャレ
ンジして、日々の感動の種を追い求める姿勢が大切。かつて感動した映画や小説にもう一度ひたってみたり、新しい趣味を
見つけたりして新しい世界に飛び込むことで、感動力はアップします。
「つなげる力」で能力を底上げ!
経験や知識を積んで、脳に引き出し≠たくさん作っておくと、意外なときに役立つもの。それは、ある引き出しが、
別の引き出しと互いに結びついて、発想を豊かにするからです。この引き出し同士のつながりを作るのが、脳回路を作る
シナプス。このシナプスを増やして、引き出しを使いこなすネットワークを整えるには、頭の中のイメージを目の前の作業に
結びつける工作や料理がおすすめ。出来上がるまでの「つながり」を発見しましょう。
前向きのベクトルを育てましょう
ストレスが多いと、新しい脳神経細胞が生まれにくくなります。ところが脳のやる気が高いと、ストレスをあまり感じないとか。
つまり、夢や目標に集中しているときは、不安やストレスなどの感情が表面化しにくくなるのです。そうはいってもやる気が
出ない・・・。そんなときは、まずやってみることが大切です。作業を始めることで、脳内のストレスホルモンが減り、やる気を
出す脳内物質が分泌。脳のやる気スイッチが自然にONになってくれるのです。
大人になっても脳は育つ!
脳細胞は年をとるほど、減り続けていくものだと思っていませんか?実際は大人になってからも脳回路は成長し、新しい
脳細胞がどんどん生み出されているのです。脳の中でも成長が活発なのは記憶の中枢である「海馬」。ここの脳神経細胞が
次々に新しく生まれ変わると、脳の様々な機能が活性化します。この脳神経細胞は、プラスの刺激を与えるとその数が大きく
増えるとか。脳を上手に刺激して、新鮮な細胞をどんどん生み出しましょう。
脳を活性化させる8つのトレーニング