運動をせずに食事の量を減らすだけのダイエットを行うと筋肉量が減り、基礎代謝がぐんと
低くなってしまいます。その結果、体重がなかなか減らない「停滞期」を迎えます。この時期、
ダイエットに挫折するケースが多くあり、反動で過剰なエネルギーを摂ると以前よりもさらに太り、
体脂肪を増やしてしまう結果に陥ります。これをリバウンドといいます。
一方、適度な運動によって筋肉量を増やして基礎代謝を高めるダイエット方の場合、たくさん
食べても太りにくい体になるため、無理な食事制限をしなくても効率よく減量でき、健康の維持
にもつながります。
【リバウンドと筋肉】
基礎代謝状態でのエネルギー消費が最も多いのが筋肉(主に骨格筋)。これは、筋肉が脂肪
を除いた体の組織の中で約40パーセントを占めているためで、筋肉が多いほどエネルギーがたく
さん必要となります。また、筋肉は鍛えることによって筋肉量を増やし、消費エネルギー量を上げ
ることができます。つまり、基礎代謝はその人の筋肉量によって大きく左右されると考えてよいで
しょう。そのため、同じ体重でも脂肪が少なく筋肉量が多い人の方が基礎代謝は高くなり、消費
エネルギー量も多くなります。
【基礎代謝と筋肉の関係】
基礎代謝とは、じっと横たわっているだけでも消費される最小のエネルギーのこと。
「基礎代謝(BM=basal metabolism)」とは、まったく体を動かしていなくても、呼吸をする、心臓
を動かす、体温を保つなどさまざまな生命活動のために常に使っているエネルギー。つまり、「生
きていくために最低限必要なエネルギー」のことで、肉体的・精神的に安静であるときに、呼吸器・
循環器系や神経系、肝臓や腎臓などの臓器がわずかに活動している状態と考えられています。
※エネルギー所要量は軽めの生活活動強度の場合で活動量が増えたり、
トレーニング等によって増加します。
(単位:Kcal/日)
| 基礎代謝量 | エネルギー所要量 | |||
| 男 | 女 | 男 | 女 | |
| 16〜19歳 | 1,587 | 1,253 | 2,375 | 1,900 |
| 20〜30歳代 | 1,498 | 1,175 | 2,225 | 1,725 |
| 40〜50歳代 | 1,399 | 1,126 | 2,100 | 1,675 |
| 60歳代 | 1,269 | 1,039 | 1,850 | 1,525 |
| 70歳代 | 1,168 | 976 | 1,650 | 1,375 |
| 80歳代 | 1,068 | 904 | 1,500 | 1,250 |
【基礎代謝を上げるには?】
筋肉量を増やすことが有効です。筋力トレーニングなどで負荷をかけると筋肉は発達し、量を増
やすことができます。日常生活でも積極的に体を動かしましょう。肉、魚、大豆製品、乳製品など
をバランスよく摂ることも心がけてください。
なぜ筋肉量を増やして脂肪を減らすと良いかというと、身体の中でエネルギーを消費する活動は
主に「筋肉組織」中心に行っていて(心臓や肺などの内臓も筋肉でできています)脂肪組織では
ほとんどエネルギーを消費しないからです。その為脂肪が少なくて筋肉質な人の方が基礎代謝
は高くなります。
EMS運動
EMS(Electrical Muscle Stimulation)とは、電流を流して筋肉を鍛える運動法です。
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います。
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